こんにちは、FOCUS Inc.代表のミツマ です。
いつまで梅雨は続くのですかね。
そろそろ会社の登山部も本格的に活動をしたいのですが、7月の尾瀬一泊の旅も伸びてしまいそうです。
山の自然や星空なんかを撮影予定だったのですが. . . ホント太陽が恋しいです。
仕事でもプライベートでも、写真や映像のことで、頭がいっぱいなフォーカススタッフですが、撮影するモノによってさまざまな機材を使用しています。
なんでもデジイチ動画で撮影すれば良いのか?
最近Youtubeなどで多く見かけるのが、デジイチでの動画撮影ですね。
一眼レフの特性を活かした『ボケ』を使い、被写体を立体的にし、ボケボケの映像とドローンで構成。
キレイで見入ってしまう動画もいっぱいありますね。
もちろん弊社でも、こういった撮影の御依頼を多く頂いております。
それは、イメージ優先のテレビCMやウェブCM、自然、食品、美容などです。
ちなみに弊社ではイメージ優先の制作では、デジイチではなく、シネマカメラを使用します。
こちらはCACON C300MarkIII
映像の質感もよく、どっしりとした深みのある映像が撮れます。
そしてこちらはSONY FS7II
こちらもシネマカメラですが、ライトな映像作り(シャープでカラフルなイメージ)が出来、明るめの企業PVなどで使用しています。
イメージ優先の動画コンテンツでも、使い分けが必要なんです。
情報優先ではどんなカメラを使うと良いのか?
それでは情報優先のテレビ番組やドキュメンタリーはどうか。
こちらはシネカメ(デジイチ動画)ではなく、ENGやデジが主流になります。
情報を的確に伝えるためには、しっかりと隅々まで絵で残すことが必要です。
背景がボケボケの映像では、現場の空間や情報が伝わりにくいことがあります。
そして情報を伝える際、カラーも大切な要素になります。
シネマカメラ(Logガンマ)の場合は、撮影時に最白部(白)から最暗部(黒)の幅(ダイナミックレンジ)を圧縮して撮影をし、編集時にカラーグレーディングを行い階調を整えます。
この方法だと白く飛んでしまいそうなピーカンの夏の空や、逆光で真っ暗になりそうな暗い部分もしっかり表現ができます。
この方法だとしっとりとした映像色が表現できます。
ENGカメラ(ビデオガンマ)は、撮影時に必要な部分にダイナミックレンジを100%割り当てることができます。その分階調表現が豊かになり、パリッとした映像色が表現できます。
しっかりと現場の雰囲気や情報を伝えたい時には、ENGカメラやデジの撮影が必須となります。
まとめ
シネマカメラ(デジイチ動画)とENGカメラでは、まったく映像表現が異なります。
何を表現したいのか、何を伝えたいのかで機材も変わってきます。
一番大切なことは、なんだもかんでも『デジイチ』ではなく、使い分けが大切ということです。
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この記事を書いた人
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1981年06月17日生まれ
血液型 O型
ダイエット歴10年 未だ体重が減らず
かわいい子供が3人おります。(三姉妹)
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