「只見町から海を守る」- 繋がるSDGs –

SDGs

おはようございます。フォーカスの山口です。

今年は桜の開花が早かったですね。みなさん、お花見は行きましたか?

福島県は、気候が暖かい浜通り、南東北らしい中通り、そして雪国の会津地方に分かれているので、長く桜を楽しめるのが特徴です。

弊社の旅動画ポータルサイトColours 60seconds film「春クル福島」で福島県を移動する桜前線を楽しむことができるので、気になった方は是非ご覧ください♪

福島の写真スポットはこちらから📷

只見ユネスコエコパーク

みなさん、「ユネスコエコパーク」はご存知ですか?

以下引用です。

ユネスコエコパーク(BR)とは
ユネスコエコパークは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が実施する「人間と生物圏(Man and the Biosphere:略称MAB)計画」の中心事業である「生物圏保存地域(Biosphere Reserves:略称BR)」の日本国内の呼称です。ユネスコエコパーク(BR)は、ユネスコが認定する自然環境・生物多様性の保護・保全とそれらの持続可能な利用、すなわち、自然環境と人間社会の調和と共生を実現するための陸上・沿岸・海洋地域であり、“持続可能な発展※1”を学び、実践する地域です。
引用:只見ユネスコエコパーク推進協議会事務局(ふるさと館田子倉内)ホームページより

只見町はその地域に存在する自然、動物、人の調和、共生に取り組み、自然の美しさはもちろんですが、そこで暮らす生態系を崩さず、それらを観光資源として活用し暮らしも豊かにする、まさしく持続可能な町づくりに取り組んでいるんですね。

私も年に1度は只見にダムを見にいくのですが、只見川沿いの美しさはもちろん、秘境と言われるなんとも言えない神秘的な雰囲気は無理な開発をせず、その土地そのものを生かした町づくりにあったんですね。

只見ダム

中学校から地域へ。町で取り組むSDGs!

以前、只見中学校さんに取材に伺ったことがありまして。

只見中学校さん。SDGsの取り組みを積極的に行われているんです。

私が伺ったときには「ペットボトルのマンデー」という日があり、月曜日(の、マンデー=Monday)はペットボトル飲料を飲まず、マイボトルを活用弊社でも実践中!)したり、

新聞紙でバッグを作り、それを地域に配って買い物バッグとして使ってもらっているそうです。

(実際に薬局やお店に置いてあるそうですよ!)

また、只見町はブナの木が有名で、廃材を利用したSDGsバッジも作っているとか!

駅で配っていると伺って早速行ってみましたが、残念ながらなく、、、

そしたら駅の方が「たくさん持っているからあげるね」とブナの木のSDGsバッチ、いただいてしまいました。お母さん方、ありがとうございました!

新聞紙バッグもそうですが、中学生が行っている取り組みが、町のあちこちに浸透しているのがとても印象的。

SDGsバッジというと、最近ではスーツに会社員がつけているイメージですが、只見町では普通の生活の中に取り込まれており、バッグや携帯のストラップに付けている人も。

企業単位ではもちろんですが、個々人が自分ごととして捉え、行動を起こすことが持続可能な社会には必須です。

海のない只見から海を守るってどういうこと?

さて、本題ですが、只見町には海がありません。

しかし、只見中学校では「目標14、海の豊かさを守ろう」の取り組みをおこなっています。

その一つが先ほど紹介させていただいた、ペットボトルのマンデーなんです。

なぜ海なのか?

只見中学校では新潟県の海岸に研修で行くそうです。

その際に海岸にゴミが多かったことに衝撃を受けた生徒の皆さん。特にプラスチックのゴミが多かったとか。

それらをそのままにしてしまうと、水質の悪化はもちろんのこと、ゴミを食べ物と勘違いした海生動物が飲み込んで死んでしまうなど、さまざまな問題が生じる訳です。

その際にみんなでゴミ拾いを行うそうですが、それ以外にできる活動を考えます。

「海の水はどこから来るのか。川から流れてきた水が海にたどり着くのであれば、川の近くに住む自分達が行動を起こす必要があるのでは?」

そのお話を聞いて目から鱗

海がないからできない、ではなく川を守れば海のゴミ問題の解決に繋がるのでは?

自分達ができることをやってみよう、まずはペットボトルの使用をやめてみよう!

他人事ではなく、自分ごととして捉え、問題解決の行動を起こす。

これこそがSDGsを達成するために大切で必要な視点なのではないでしょうか。

只見町への誇り

只見町には何度かプライベートでも仕事でも伺ったことがありますが、皆さんとても只見が好きなんだということにいつも気付かされます。

地元の人が誇りを持って「好き」と言える場所だからこそ、土地が守られ、その土地柄人柄に魅了され県内外からたくさんの人がその風景を撮りに訪れるのではないでしょうか。

ユネスコエコパークだからではなく、それ以前にそこで暮らす人々の町づくりが只見の美しい風景を作っているんですね。

そしてその想いは只見からいつの間にか新潟の海へ、そして海を通して世界へ広がっていくのではないでしょうか。

ますます只見町が好きになってしまいました。

最後に私が愛してやまない田子倉ダムで終わりにしたいと思います。

愛してやまない田子倉ダム

弊社のSDGsに関する取り組みはこちらから☟

SDGsの取り組みについてディスカッションしてみた

地方の映像会社とSDGsの取り組みは?

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この記事を書いた人

sayuri yamaguchi
sayuri yamaguchiGeneral Manager
1988年9月11日 生まれ
血液型 A型
匂い、白米、写真好き
鰹丸ごと捌けます(それ以外はむりです)
男の子2人(だんしーず)の子育てに奮闘中!

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