みなさんこんにちは
フォーカスの佐々木です!
さて、早速本題へと入りますが、
弊社では先日、こんなカメラを導入しました。

「OSMO POCKET3」
なんと言ってもこのサイズ感。手に収まってしまうほどの大きさです。
その名の通りPocketに入れてどこにでも持ち歩きのできる携帯性に優れたカメラなんです!
でも、小さいだけで性能はそれほどでもないのでは?と考えているそこのあなた!
実は「OSMO POCKET3」性能もすごいんです
今回は、OSMO POCKET3の性能を踏まえた上での使用レビューをしてまいりたいと思います。
そして実際にOSMO POCKET3を使用し動画を撮影してまいりました!
ぜひ最後までご覧ください!
Osmo Pocketって何?
ドローンのメーカーとしてよく知られているDJIから発売しているDJI OSMOシリーズ。
OSMOシリーズは、動画撮影において懸念点である手ブレを、電子抑制やジンバルを搭載することで滑らかな映像を再現した、いわゆる「手ぶれ補正」に力を入れたシリーズです。
OSMOシリーズには、
- 小型ながら、耐久性に優れたアクションカメラ「Osmo Action」モデル
- ポケットサイズの3軸メカニカルカメラ「Osmo Pocket」モデル
- スマートフォンでジンバルらしい手ぶれ補正を実現した「Osmo Mobile」モデル
- ズーム機能搭載のジンバル一体型カメラ「Osmo+」モデル
の4つのモデルが存在しており、
今回購入した「OSMO POCKET3」はOsmo Pocketモデル。
これまでジンバル撮影をするには、ジンバル本体や上に乗せるカメラが必要であったり、カメラ自体にジンバル搭載であっても、サイズが大きくなってしまう傾向にありました。しかし、そのデメリットを解決したのがOsmoPocketシリーズなのです!

OSMO POCKET3
ポケットサイズの小型・軽量化を実現しながらも、3軸メカニカルジンバルを搭載し、手ぶれを抑えることができるOsmo Pocketシリーズ。
中でも、紹介する「OSMO POCKET3」は2023年10月発売の、現時点では最新のOsmo Pocketシリーズ機種です。
OSMO POCKET3は、手のひらに収まるサイズでありながらパワフルな1インチCMOSセンサーを搭載し、よりダイナミックな映像を記録することができます。また、2インチ回転式タッチスクリーンは回転をすることで縦向き撮影と横向き撮影の切り替えが簡単にできます。
4K/120fpsの撮影、10bit D-logカラーモード、3軸メカニカルスタビライズ機構と様々なインテリジェント機能を搭載し、幅広い映像表現が可能です。
詳しい仕様や性能は「DJI OSMO POCKET3」公式HPに掲載されております!ぜひこちらもご覧ください!

OSMO POCKET3使用レビュー
Osmo Pocket3を実際に使用し、大きく4つの点からレビューしたいと思います。
- 操作性
- 画質と色味
- 手ブレ
- その他機能
操作性
画面はいたってシンプルで、画面を①左スワイプすると露出やホワイトバランス、カラー、音声などの設定ができます。また、②下スワイプで詳細設定画面、③上スワイプで解像度、フレームレートの設定。右スワイプは撮影した動画を確認することができ、全て片手で作業ができるという点で、非常に操作のしやすい作りになっています。




また、画面右にある倍率を触りながら上下することでスケールを変更することができ、何かと直感的に操作ができることに使いやすさを感じました。
画質と色味
Osmo Pcket3は、ノーマル、HLG、D-LogMのカラーを選択することができます。
今回使用したのは、「DーLogM」
カラーグレーディングを前提とした設定です。
カラーグレーディングLUTのテンプレートはDJIの公式サイトからダウンロードが可能ですが、今回は自分好みにグレーディングを行いました。
グレーディングした動画の切り抜きがこちら




シネマチックな質感がなんとも素敵!
使用感的には、
暗部にノイズが乗らず、ツヤっと映る印象。
また、D-LogMの場合、全体的にテクスチャが柔らかい印象にあるので、パキッとさせたい場合には、シャープネスやコントラストをしっかりめに上げる必要がありそうです。
このテクスチャの柔らかさは、2枚目の人の手、3枚目の水の質感がわかりやすいかと思います。
適当な明るさである箇所においては、色味も綺麗に出してくれます。
特に4枚目画像は空の青、草木の緑、扉の黄色それぞれが綺麗に発色していることがわかります。
手ブレ
サイズが小さく簡単に使えるOsmoPocket3ですが、撮影をする際、手ブレには注意が必要に感じます。
3軸メカニカルスタビライズ機構を搭載しているため、小さなブレが反映されることはありませんが、歩きながら撮る際、大きな縦ゆれが多少入ってしまう印象にあります。
小さいことが利点ではありながらも、その小ささ、軽さから上下の振動も伝わりやすく、小さな振動より、大きな動き(歩く上下の動きなど)に注意が必要です。
なるべく縦揺れを抑えるためには、手だけを動かして撮影する。または、上下の揺れが伝わらないよう手を固定して撮影をするなど、撮影に工夫が必要になりそうです。
その他機能
Osmo Pocket3には様々な機能が搭載されました。
主に使用したのは、以下の機能です。
- デジタルズーム機能
- スピンショット
- 顔自動検出機能
- セルフィ撮影
- タイムラプス
デジタルズーム機能
デジタルズーム機能は、4Kであれば2倍、1080pであれば4倍ズームが可能になります。
今回は4Kでの撮影だったため、2倍ズームを使用しました。
ズームを使ってみると、思っていた以上に背景にボケ感が!
対象物を印象的に見せたい時に最適です。

スピンショット
スピンショットはその名の通り、カメラが回転してくれる機能です。
通常のカメラではなかなか難しい技術も、ボタンひとつで簡単にできてしまいます。
DJIの公式では、ダンスをしている様子をスピンショットを使用し撮影していました。
ダイナミックな演出の一つとしてとても有効な機能ですね!
顔自動検出機能
顔自動検出機能は、カメラ側が顔を認識して自動追従してくれる機能です。
使用してみたところ、はじめに顔さえ認識をしてしまえば後ろを向いても、離れていても認識してくれて、思っていた以上に優秀!
セルフィの撮影をしたい方特におすすめの機能のように感じました。


セルフィ撮影
Osmo Pocket3は、カメラが回転するためセルフィ撮影も可能です。
使用してみた感覚では、カメラ自体がとても広角な訳ではないため、手持ちで自分込みの大人数をフォローするには難しいといった印象。
セルフィでの撮影は上記でもお話ししたとおり、顔自動検出機能と併用して使ってみるのが良いかと思います。


タイムラプス機能
今回はタイムラプスを使用し、朝焼けを撮影しました。
Osmo Pocket3はタイムラプスのみならず、モーションラプス、4K/120fpsのスローモー書の撮影も可能となりました。
どちらも使用することで緩急のある印象深い映像が作れそうです!
Osmo Pcket3 試し撮影
さて、今回Osmo Pocket3にて撮影した映像をまとめてみました。
レビューと一緒に是非ご覧ください!
片手で素敵な映像が撮りたい!が叶う Osmo Pocket3
皆様いかがでしたでしょうか?
今回弊社に導入した、とにかくコンパクトで直感的に操作ができる「OsmoPocket3」
実際に何度かOsmo Pocket3を使用し撮影を行いましたが、これまでのように、カメラをの電源をつけて…ジンバルのバランスをとって…などの作業が無く、瞬時に動きのある映像を撮影することができるため、時間の短縮と、1シーンの撮影クリップ数を増やすことができました!
また、自分好みのカラーに変更したり、様々な機能をうまく活用することで、オリジナリティあふれる映像が撮影できそうですね。
OsmoPocket3の導入で、また一段お届けてできる映像の幅が広がりそうです!
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この記事を書いた人

- ビデオグラファーの佐々木です。
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