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意外と知らないLightroomの使い方教えます。Lesson3

Lightroom

 みなさんこんにちは、フォーカスの氏家です!

 今回は以前ご紹介していた、「意外と知らないLightroomの使い方教えます。Lesson2」の続きからお話しようと思います。Lesson2では、基本補正の階調と呼ばれる色や明るさの濃淡を調整できる部分をご紹介していましたが、Lesson3では被写体の持つディテールの調整ができる外観と呼ばれるところから始めていきます!

Lightroomにおける外観の調整とは

 Lightroomの外観の調整は、写真のディテールを強調したり、雰囲気を変えたりするためのツールです。特に「テクスチャ」「明瞭度」「かすみの除去」などの機能が活躍します。これらの調整を適切に行うことで、写真に奥行きやプロフェッショナルな質感を加えることができるため、個性的な作品を作り出すことができます。

 それぞれどんな効果があるのか、こちらの写真を元に解説します。

テクスチャの調整とは

 テクスチャの調整とは、画像のディテールを強調したり、滑らかにするために使用されます。

肌や風景のディテールを細かく出したい場合テクスチャを上げ、逆に柔らかい仕上がりにしたい場合下げることで、自然な印象を保ちながら質感を調整することが可能です。特に、人物写真では肌を滑らかに見せる効果があり、風景写真では岩肌や草の質感を強調できます。

テクスチャ+100

テクスチャ-100

明瞭度の調整とは

 明瞭度とは、写真の中間調にのみ影響するコントラストの一種のようなものです。 従来のコントラストが写真全体に掛かるのに対して、明瞭度は、隣接するピクセルの情報を解析しながら部分的にコントラストを調整できます。 そのため、弱い輪郭やその周辺を鮮明に、または逆に柔らかく再現することができます。

明瞭度+100

輪郭がはっきりします

明瞭度-100

輪郭がボケて柔らかい雰囲気に

かすみの除去の調整とは

 かすみの除去の調整は、写真のクリアさを高めるために使われる機能です。特に風景写真で、遠景がかすんで見える場合に効果的です。かすみを取り除くことで、よりシャープで鮮明な写真に仕上げることができ、逆にプラスの値に設定することで、柔らかい雰囲気を演出することも可能です。この機能を使うと、クリアな晴れの日のような印象を与えたり、幻想的な効果を出すこともできます。

かすみ除去+100

色味もくっきり鮮明

かすみ除去-100

色味や輪郭、全体がかすみかかる

彩度の調整

 彩度の調整は、写真の色の鮮やかさをコントロールするための基本的な編集作業です。Lightroomには「自然な彩度」と「彩度」という2種類のツールがあり、それぞれ微妙に異なる効果を持っています。色味の調整は、写真の印象や雰囲気を大きく左右するため、適切なバランスを見つけることが重要です。

自然な彩度と彩度の違い

「自然な彩度」は、過剰に彩度を上げすぎないように、自然な色合いを保ちながら彩度を調整するツールです。

自然な彩度+100

自然な彩度-100

 一方で「彩度」は、全体の色の鮮やかさを直接的に強調するため、色が過度に派手になりやすいという特徴があります。

彩度+100

彩度-100

風景写真では「自然な彩度」を使ってバランスよく色を引き立て、ポップな印象を与えたい場合は「彩度」を活用すると良いでしょう。

まとめ

 Lightroomでは、このように外観や彩度を調整することで、柔らかい雰囲気の写真、くっきりな硬めの写真、色味が鮮明で鮮やかな写真や白黒写真など、使い方次第でさまざまな表情の写真を作り出すことができます!

 ここまでが基本補正と呼ばれるツールのご紹介でしたが、この部分を操作するだけでもクオリティが上がる作品を作り出すことができるので、覚えておいて損はないと思います。

 ぜひ参考にしてみてください。

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