採用動画が失敗する会社に共通する“ある勘違い”

ブランディング

はじめに|採用動画を作ったのに、反応がない

こんにちは、フォーカスの三津間です。

「採用動画は作ったんですが、正直あまり反応がなくて……」

これは、私たちが現場で最も多く聞く相談のひとつです。
映像のクオリティは高い。
会社の雰囲気も悪くない。
それでも応募につながらない。

その原因は、映像の良し悪しではありません。
多くの採用動画が“会社紹介”で止まってしまっていることにあります。


よくある採用動画の構成

採用動画が会社紹介で終わってしまう場合、
多くは次のような構成になっています。

  • 会社概要・沿革
  • 事業内容の説明
  • 社長メッセージ
  • 福利厚生・制度の紹介

どれも間違った情報ではありません。
ただし、ここで一つ大きな視点が抜けています。

それは、
**「見る人(求職者)の視点」**です。


求職者が本当に知りたいのは「会社」ではない

求職者が採用動画を見る理由は、
会社のことを詳しく知りたいからではありません。

本当に知りたいのは、
**「自分がここで働く姿を想像できるかどうか」**です。

  • 自分はこの職場でやっていけるのか
  • どんな人たちと、どんな距離感で働くのか
  • 失敗したとき、どう向き合ってもらえるのか

こうした不安や期待に答えられない動画は、
どれだけ情報が揃っていても、心に残りません。


採用動画が“会社目線”になる理由

採用動画が会社紹介になってしまう背景には、
次のような事情があります。

  • 伝えたいことが多すぎる
  • 正しく説明しようとしすぎる
  • 「魅力を漏らさず伝えたい」という善意

結果として、
会社が主語の動画になります。

「当社は」「弊社では」「私たちは」
という言葉が増えれば増えるほど、
求職者は“聞き手”のまま取り残されてしまいます。


選ばれる採用動画に変える視点

採用動画を「会社紹介」から「採用動画」に変えるために、
私たちが最初に見直すのは構成ではありません。

主語です。

  • 「当社は」ではなく
  • 「あなたが入社したら」

この視点に切り替わった瞬間、
動画の設計は大きく変わります。

たとえば

  • 1日の仕事の流れ
  • 現場で飛び交う言葉
  • 失敗したときの空気感

こうした要素が入ることで、
動画は初めて“自分事”になります。


採用動画に必要なのは「説明」より「共感」

採用動画は、
会社を正しく説明するための資料ではありません。

共感をつくるためのコミュニケーションです。

  • 完璧な言葉より、少し不器用な本音
  • 成功談より、日常のリアル
  • 制度より、人の表情

これらが映像に映ったとき、
求職者は「この会社、合いそうだ」と感じます。


まとめ|採用動画は“会社紹介”で終わらせない

採用動画が会社紹介で終わってしまうのは、
会社が悪いからではありません。

伝え方の順番が違うだけです。

  • 会社を知ってもらう前に
  • 働く自分を想像してもらう

この順番を意識するだけで、
採用動画は大きく変わります。


採用動画の設計整理から始めませんか

株式会社フォーカスでは、
採用動画を作る前に
**「誰に、何を、どう伝えるか」**を整理する時間を大切にしています。

撮影や編集の前に、
まずは設計の話から。

今の採用動画が
「なぜ会社紹介で終わっているのか」
一緒に整理してみませんか。

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