ズームレンズの焦点距離と画角の変化を知ろう

期待の新人コラム

みなさんこんにちは
プライベートでは40mm単焦点レンズを多用する
フォーカスの柴田です。

今回のコラムは「ズームレンズ」を使った、被写体との距離感についてです!
カメラのレンズには必ず○○mmなど、焦点距離の記載があります。

焦点距離と画角の変化については、

・焦点距離が短くなるほど広角になり、画角は広くなる
・焦点距離が長くなるほど望遠となり、画角は狭くなる=遠くの被写体を大きく写せる

という関係性があります。
「この焦点距離なら、このくらいの範囲が写る」を覚え、撮影時の判断に活かしていきます!

標準画角は50㎜

人の目は、個人差はありますが、左右で180度以上の視野を持っています。
片目で約160度前後のようです。

文字まで判別できる中心視の範囲は極めて狭い

参考:SAFETY DRIVING 四輪テキスト(指導者用)

ただ、この範囲のものをすべてはっきり認識しているわけではなく、モノのカタチや色などが認識できる中心視はわずか1~2度ほど。中心視のまわりの必要なものを識別できる範囲、有効視野は左右に35度ほど。その外側である周辺視野では、カタチや色などをハッキリと認識することはできません。

人の目(片目)ではっきりと認識している範囲が、焦点距離でいうと50mm(フルサイズ換算)に近い状態です。50mmで撮影すると人の目と似た距離感を持った撮影ができます。

このため、50mm前後が標準画角と呼ばれます。

※左右の目で前を注視したときは、大体35mm前後の画角と同じくらいとされています。

実際に撮ってみた

ラッキー公園 in こおりやまし」の約6mのラッキーを被写体として、焦点距離を変化させてどのように画角が変化するのか実際に撮影しました。

※比較のためにすべて同じ場所で、
絞り値 f/8
シャッター 1/800 秒
ISO 100
WB 晴天
で撮影しています。

24mm

見えている範囲より広角に撮れています。

35mm

実際の視野に一番近いと感じました。

50mm

余分なものがなくスッキリした印象です。

70mm

画角が狭くなってきました。

85mm

さらに画角が狭くなって…

120mm

ラッキーしか写っていません!

画角で画像を合わせてみました!

さいごに

足を使って被写体に近づく、被写体から離れる
そして画角を考え、焦点距離を瞬時に判断し、スムーズな撮影を行う!
フォトグラファー、ビデオグラファーとして日々成長していきます!

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