女性が活躍できる会社ってどんな会社? – 会社の取り組み紹介編 –

SDGs

おはようございます。フォーカスの山口です。

暑い日が続いていますね。

最近まで佐蔵農園の収穫・納品作業と、広告の仕事で出張が続き、バタバタした日々を過ごしておりました。

時は金なり!

忙しいことは嬉しいことですね!!

辞めたくなった3年目。

前回のVol.1 働く女性のお悩み編で働く女性の抱える悩みを紹介しましたが、今日は実際に私が

今の会社に対して抱いた不満となぜ今も働けているのか会社で実際に行われたことについてお話ししていきたいと思います。

辞めたい理由その1:家庭からの不満

 私が今の会社に入社した当時、弊社はブライダルの映像制作業務が中心の会社でした。

私はそのカメラマンとして、平日はお客様が結婚式で使用する映像制作を行い、土日は式場に行き撮影を行なっていました。

ブライダルの仕事は楽しく、やりがいを持って業務に取り組んでいたのでいたのですが、まず、根本的な問題にぶち当たります。

「子ども(当時1歳と3歳)が小さいのに、家族が揃う土日に家にいないのが良いことなのか」

まず、土日中心の仕事であり家族との休みが合わないことから、家庭内から不満が出てきてしまいました。その間、夫の実家が子どもたちを見てくれ、撮影のある日は夜9時に帰るというのが当たり前になっていました。

それが家族内の不満になり、ギスギスした日々が続いていました。

辞めたくなった理由その2:まさかの紅一点!?入社当時は女性社員は私1人だった!

 辞めたくなった理由2つ目。ほぼここから派生することがほとんどなのですが、

今では社員の9割が女性の弊社。私が入社してから3年間、正社員の中で女性が私1人だったんですね。しかも結婚している人もほとんどいない。

現在の弊社を知る方からしたら信じられない状況ですね笑

私は家庭もあり、子育てもあり、早く帰らなければならないのですが、他の人たちはそのまま皆んなでご飯を食べに行き、情報交換をしたり親睦を深める。

(これは結構疎外感を感じるんですよね。そしてそこで仕事の話とかをされていると、浦島太郎な気分になってしまうわけです。これは結婚・子育てしながら働く女性の多くが一度は感じることの一つです。仕方がないことなんですけどね。)

また、男性社会でもあったので良いことも悪いことも女性だから」「女性の方が」「女性なんだから」「女性は」という言葉が多く聞かれ(全員が、ではなくそう言う人達がいた。悪気はない)、当時の私は小さな違和感を沸々と溜めていました

その時に強く思っていたことが「女性の上司がいたら良かったのに…」

男性社員の人たちとやはり考え方が合わない部分がある、男性社会(そう思っていたし勝手に感じていた)の部分もあり、結婚も子育てもしていない人たちとは考え方に良くも悪くも相違がある。

その時に同じ立場でキャリアを積んでいる人がいたら将来もイメージができるし、相談もできるのに

純粋に働きづらいよし、もういいや。辞めよう!!

となったんですね。

懇親会後、社長に伝える。

さぁ、思いついたら行動が早いのが私です。

会社の定例会議後に行われる懇親会の終わりごろに社長に「この後お時間いただけますか?」と時間をもらい、二者面談が始まります。

何かを察した社長。「…退職とかの話ですか?」と言う前に言われました。

家庭のこと、カメラマンとしてのキャリアを積むことは難しいのではないか、などなど、思っていることを正直にツラツラと話ました。

社長が私としてくれた約束

まずこの時によかったことは「そっか、じゃあ明日から来なくていいよ😊」と言われなかったこと。

そう言われていたら私は多分、周囲に会社の不満をぶちまけているのと同時に「やっぱり子育てをしながら働くのは難しいんだ」「女性が結婚して働き続けるためには職業が限られてしまう」と悲観的になっていたかもしれません。

その時に社長が私とこのような約束をしてくれました。

①社員を増やして私が撮影に行かなくても回るような体制を作る。(土日に休みが取れやすいように)

②広告の仕事に注力し、事業を拡大させる。それに伴い、配置換えと人材育成を行う。

そして実際にそれらを実行し、退職の旨を伝えてから1年経たないうちに新しいスッタフを雇用、私もブライダルの仕事から広告の仕事に配置換えになり、現在の仕事を続けています。

こう言ってしまうとただ私が辞めると言ったから配置換えがあったようになってしまいますが、ちょうど事業拡大を考えていたと言うタイミングでもあったようで、それに合わせて適材適所に割り振りが行われたと言った方が正しいかもしれません。

この適材適所に割り振る、と言うことは特別なことではなく、どの企業においても必要なことかと思います。

個人の能力を知り、その能力を経営に生かすことは大きな財産につながりますよね。それを見極めるためには日頃からのコミュニケーションが大切になるのではないかと思います。

その他にもさまざまな取り組みが。

もちろん雇用、配置換えは一過性のものであって、必要なのは継続的な取り組み。

弊社では以下のような取り組みをおこなっています。

①月1回の個別面談

②時間有休

③能力給の導入

③コンプライアンスの見直し

ではそれぞれ個別に見ていきましょう。

個別面談

月一の個別面談では、社長が従業員と面談をし、現在の業務についてや困っていること、思っていることなどを話してもらう機会になります。

私はよくこの面談で社内の疑問に思っていることや、気になっていること、あとは必要に応じて家族のことなども話していました。

私は子どもがいるので「今月は行事が多いのでお休みが多いかもしれません」や、父の体調が悪い時には「急に病院に呼び出されることがあるかと思います。」とあらかじめ伝え、仕事の調整(引き継ぎや、急な欠勤になった場合の対応など)をおこなっていました。

あらかじめ知ってくれている人がいる、相談ができるタイミングがあると言うのは、とても安心します。

また、やってみたい仕事など、キャリアの相談もできるきっかけになりますね。

時間有休

次に時間有休ですが、子育て世代からするとこれはかなり助かります。

私の有休は基本的に子どもの行事や病欠、通院などで消えていきます

そうなると、あっという間に有休がなくなってしまうんですね。しかも子どもが2人になれば2倍有休を使う機会が増えるわけです。

その時に、時間有休があると、例えば通院などであれば2時間だけ有休をもらったり、授業参観の日には3時間その時間だけ有休にしたりと必要な分だけ有休を使えるので、無駄なく有休を使用することができるんですね。

能力給

そして能力給についてですが、こちらは会社が個人に求めるスキル、個人が立てる課題、そして社員全員の共通項目の3つの視点から達成度合いで給料階級が決まるシステムです。

こちら、社長と個人が話し合いをした上で内容を決めていくので、絶対に不可能なことであったり、理不尽なことはく、またしっかり業務に取り組み、スキルを上げていけば給与が上がっていくシステムなので、やりがいを持って業務に取り組むことができます。

また、頑張った分だけ、評価された分だけ給与が上がるのが嬉しいですよね。

コンプライアンスの見直し

コンプライアンスはどこの企業にもあるものかと思います。

弊社では就業規則の見直しとコンプライアンスの見直し・周知を行いました。

当たり前のことが書かれているのですが、意外と普段の業務の中で「こんなことがコンプライアンス違反につながる可能性があるんだ!」ということがあり、改めて全員が共通認識を持って確認をすることができました。

その中にはもちろん、性別に関する発言や、パワハラ、セクハラなどに関することも記載され、スタッフ全員が気持ちよく仕事ができる環境を、スタッフ全員で守ることなども記載されています。

そういった取り組みを経て

さまざまな取り組みをご紹介させていただきましたが、こういった取り組みが認められ、福島県の「働く女性応援」中小企業認証書をいただきました!

いかがだったでしょうか?

ここで注意をしたいのは決して「特別扱いをしてほしい」ということではないこと。

そして、もっと言ってしまえば女性に限らず、全ての社員に当てはまる部分もあると思います。

実際に、適材適所の話も、弊社の取り組みも蓋を開けてみれば女性だけが必要としていることではないと思います。

会社と個人の話し合いとコミュニケーションは常に必要であり、時代の流れに合わせた社内の動きの変化も大切なことだと思います。

優秀な人材に働き続けてもらうために、育てた人材を離さないために、できることから取り組んでみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

sayuri yamaguchi
sayuri yamaguchiGeneral Manager
1988年9月11日 生まれ
血液型 A型
匂い、白米、写真好き
鰹丸ごと捌けます(それ以外はむりです)
男の子2人(だんしーず)の子育てに奮闘中!

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